木更津市高柳にお住まいのお客様は、屋根から雨漏りが生じてしまいお困りになっていました。屋根は瓦で棟瓦が破損してしまったことが大きな要因でした。屋根は修理しないといけないので仮設足場を設置しないといけない事から、どうせ屋根の工事をするなら、金額は高騰するのだが外壁もメンテナンスをして置くことが、この先、生活で安心が出来ると感じ外壁のメンテナンスも検討しようと考えたそうです。
私達、街の屋根やさんにお問い合わせをした所私達、街の外壁塗装やさんと同じ会社と解りどうせ工事をしてもらうのであれば、総合的に工事を進めてもらえるのであれば一緒に工事をしてもらいたいとの事で、今回仮設足場を一度の工事で屋根と外壁のメンテナンスをお決めになってもらいました。
現在、私達、街の外壁塗装やさんでは、点検等でお伺いする際は、新型コロナウィルスの予防対策として、マスクの着用・ソーシャルディスタンスを取り、安全に配慮しております。
屋根からの雨漏り発生
木更津市高柳にお住まいのお客様は屋根から雨漏りが生じてしまい私達、街の屋根やさんにお問い合わせを頂きました。屋根は日本瓦になっていましたが、棟瓦の破損で室内に雨漏りが生じたとの事でご依頼を頂きました。
築年数が35年以上との事でしたのですが、雨漏りを解消する工事ではどうしても仮設足場工事が必要で、
今まであまり外壁などのメンテナンスをしていなかった事もあり、一度の工事で屋根も外壁もメンテナンスした方が将来にかけて考えた時に、このタイミングでメンテナンスをした方が良いとの提案で検討し始めたそうです。
まずは現地調査で現状確認
現地調査してみると外壁はトタン外壁になっており木更津地区と言う事もあり、比較的海に近い事からトタン外壁には少々塩害が出ておりました。
仮設足場を設置するタイミングで外壁もメンテナンスをしておかないと塩害により被害が今後出る可能性があるため、メンテナンスをご提案させて頂きました。
破損している場所をその都度工事していると仮設足場工事費は、その都度発生してしまう為、工事費は高騰してしまう事から、今回はご自身で少しづつメンテナンスをするのではなく
一回の工事で全てメンテナンスをおやりになる事が最善と考えて頂きました。
当時の建材と現在の建材の違い!
築年数を考えると当時使用されていた建材は、現在の様にガルバリウム鋼板などが多く普及していない事が多く、鉄の板金になっておりメンテナンスを考える頃には、
建材自体の耐候年数を超えてしまっていることが多く、修理を伴うメンテナンスに陥ることが多くあります。
初めて塗装する方はカラーシミュレーションが必修!!
今回外壁塗装を一から工事する事が初めてと言う事もあり、右も左もわからない状態でした。
どの様に工事を進めて行くかなども解らないとの事でしたが、特に初めは屋根の事で頭が一杯との事もありどの様な色を考えるかも想像がつかないとの事でした。
まずは工事を進めて行く中でも、外壁塗装でお客様が自ら選ばないといけない物があります。
それはどの様な色で塗装するかです。
数多くのカラーがあり大抵の方は悩んでしまう事が多く、建物が大きすぎるためイメージが沸かないそうでした。
そこで弊社では実際のご自宅写真で、
カラーシミュレーションを作成しイメージを付けてもらうようにしています。
実際のご自宅写真でしたらイメージしやすく、
今後どのような変貌を遂げるかわかります。
塗装工事開始は、まず高圧洗浄で綺麗にいします
工事が開始しました。現在の外壁塗装の大半が高圧洗浄と言う工程から工事に入ります。一般で市販されている
高圧洗浄も最近では、高機種が出てきており、手頃なお値段で購入でき、危険なく汚れを落とせる機種も多く販売されています。
外壁には既存の塗料やコケなどの汚れが長い年月の内に付着しています。特にチョーキング現象で劣化により粉状化した塗膜をそのままにして塗装してしまうと、後に不具合が生じ易かったりもしてしまいます。 汚れを綺麗に落とすには
市販機種では落としきれない高圧力が必要で専用機械が必要になります。
今回は外壁がトタン外壁となっており高圧洗浄でむやみに汚れを落とそうとすると、逆に雨漏りを誘発させてしまう事がありますので、圧力は職人が経験と状況判断にて調節しながら洗浄する事となります。
トタンの捲れなどは除去できないものがあり、トタン部分は手作業でケレン作業する事もあります
主にペーパーにて凹凸などをできるだけ落とします。
手作業なので特に大変な作業となりますが塗装後の仕上がりに非常に影響が出て来るので、
ケレン作業はとても重要な作業の一つでもあります。
今回は下地塗装に一回目は錆止め塗料を塗布いたしました。今後の鉄部の錆を抑える効果があり、仕上げ塗料に影響が出ない様にする塗装となります。
仕上げ塗装工事!
今回お客様がお選び頂いた
外壁塗料は、
SK化研プレミアムNADシリコンと言う塗料です。
鉄部に塗布する塗料ですので
弱溶剤塗料となります。ラジカル制御と言うシリコンでの弱点を低減した塗料となり、太陽光の紫外線で分解されてしまう塗料を独自の技術にて劣化を遅らせる事となった塗料で、
シリコン塗料以上フッ素塗料未満と言う新しいジャンルに分類されています。
特にお客様は色の選定にお悩みになり
今回特別に調合塗料を使用して、好きな色を作りました。標準色とは違い塗料単価も少々値段が上がってしまいますが、この先メンテナンス工事を新たにおやりになるまで、
一度塗ってしまうと後悔出来ない為、納得の行く調合色をお選びしました。
木更津市高柳にお住まいのお客様は今回初めは雨漏りでお困りになっていましたが、
仮設足場を設置するのであれば一回の工事で出来るだけ多くのメンテナンス工事を致しました。
住宅の
高所作業は仮設足場を必ず設置しないと工事が出来ない事が多く、修理とは別に工事費が加算してしまう為、出来るだけ一回の設置で多くメンテナンス工事をする方がお得になります。
外壁の塗装工事が業者に頼むことが初めてと言う事もあり、どれだけ金額がかかるのかと不安があったそうですが、
今回の工事では外壁塗装工事費としては65万円かかりました。
全体の工事費では屋根の葺き替え工事をしましたので大きな金額にはなりましたが、メンテナンスをしていないと色々な建材の対応年数が経過して不具合が生じて来てしまう為、
少しづつ工事をするとランニングコストが非常に高騰することになりますので、お客様も今回の工事で全体のメンテナンスをしたことで今後安心して生活ができるとお喜びになって頂きました。
前回工事を完了してから約1年が経過しましたので、定期点検に参りました。
使用したSK化研プレミアムNADシリコン塗料は、ラジカル制御と言うシリコンでの弱点を低減した塗料となり、太陽光の紫外線で分解されてしまう塗料を独自の技術にて劣化を遅らせる事となった塗料で、シリコン塗料以上フッ素塗料未満と言う新しいジャンルに分類されています。
もともと築年数が経過していた外壁建材でしたので一年が経過して、どの様に変化しているか?剥がれや膨らみは無いかなどをチェックして行きたいと思います。
漆喰塗装場所は特に注意が必要
漆喰外壁部分は、元々湿気や水分を吸収したり、排出したりしている場所になります。
今回私が心配だったのが漆喰外壁に外壁塗装工事をしている部分でした。
漆喰外壁は表面が漆喰になっており、下地塗料が塗装しても吸い込んでしまう所になり、中々下地塗膜の形成が難しくなる場所になります。
下地塗膜がしっかりと塗膜の形成をしていないと、仕上げ塗料が膨らんだり、剥がれてきたり時間が経過すると現れやすい場所でしたが、一年が経過して剥がれている場所や膨らみも無く安定していました。
板金部分は色艶に目立った変化がなかった事が安心できました。
現在のガリバリウム鋼板とは違い、錆が出やすい鉄板外壁でしたが、錆止めを入れて塗装していましたので、表面に悪影響が出ていませんでした。現在仕上げ塗料は艶有塗料を塗布していますが、錆が表面に現れることで塗膜の艶が無くなってくる初期症状が部分的に出てきます。
今回の調査では異常はなかったことから、今後塗膜が安定している限り安心できます。
次回の定期点検は2年後になり10年保証の中間地点を迎えます。
記事内に記載されている金額は2023年11月24日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。