強い風が何日か続いた日のことです。
かすみがうら市のお客さまより「屋根の瓦がなくなっている」とご連絡をいただきました。
強風による被害のため火災保険を申請し、せっかく足場をたてるのだからと併せて外壁塗装もおこなうこととなりました。
使用材料
《屋根》エポパワーシーラー(下塗り)、超低汚染リファイン500MF-IR(上塗り)
《外壁》エポパワーシーラー(下塗り)、超低汚染リファイン1000Si-IR
《付帯部》フッソUVコート
《軒天》マルチエース
かすみがうら市で屋根の修理、屋根塗装、外壁塗装をおこないました。
現地調査では、強風による被害の可能性があったため、火災保険調査士の資格を持つスタッフが調査に伺いました。
屋根材はアスファルトシングルです。
デザイン性があり軽いため耐震性にも優れた屋根材ですが、強風に弱いというデメリットがあります。
棟板金(むねばんきん)の浮きも確認できました。
こちらも強風による被害です。
太陽光が搭載されている場合、外して全て塗装するか、外さずにパネル外を塗装するかにわかれます。
今回のお客さまは後者を選ばれました。
シーリングの劣化が確認できました。
劣化を放置していると、雨水が侵入して内部結露・雨漏りなどの原因となります。
雨樋の汚れに加え、雨樋の影になっている外壁に苔が生えているのがわかります。
防水性が失われたため、苔の胞子が付着して育ったものです。
フェンスにも歪みがありました。
今回フェンスは倒れる可能性は少ないことと、足場がなくても施工できるため見送りとなりました。
屋根瓦の欠落、棟板金の浮きなどで、火災保険適用となりました。
火災保険では約80万ほどがおり、せっかく足場を建てるからとお客さまがご用意されていたメンテナンス費用と併せて、屋根の塗装、外壁の塗装もおこなうこととなりました。
汚れを落とすことにより、塗料の密着性があがります。
汚れがついた状態で塗装をすると、せっかくの塗装が長持ちしません。
ひとつひとつの作業を丁寧におこなうことで、美しく長持ちする塗装に繋がります。
防水性が失われた、古いシーリングを撤去していきます。
マスキングテープをまっすぐ貼ることで、きれいなシーリングのラインが完成します。
プライマーを塗って、シーリングの耐久性をあげていきます。
あたらしいシーリングを打ち込み、ヘラで均していきます。
シーリングが固まるとテープを一緒にとれてしまうので、固まる前にマスキングテープを撤去していきます。
きれいなラインができました。
配線やホースなどは塗装しませんので、ビニールシートを巻いて養生していきます。
養生を丁寧におこなうことで、きれいな塗装に繋がります。
補修完了後に、屋根塗装をしていきます。下塗りは2回おこないました。
下塗りには「エポパワーシーラー」をつかっていきました。
中塗り・上塗りと上塗り塗料には「超低汚染リファイン」を使います。
汚れに強く、遮熱性もあるため、人気の高い塗料です。
ビニールシートを弛みのないように貼ることで、強風にも煽られることなく、汚れから守ってくれます。
下塗りの写真です。
今回のお客さまは、ご自身でメンテナンス費用を用意されていたほか、火災保険もおりたため、塗料のグレードをあげられていました。
外壁塗装は、家を守る外壁をさらに守るものです。
塗膜が劣化すると防水性が失われ、建材が水分を含むようになり、建材の劣化や雨漏りなど他の場所にも影響を及ぼします。
定期的なメンテナンスが必要です。
強風で塗料の飛散がないよう、メッシュシートで覆って作業をしていきました。
上塗り塗料は2液型で、塗装当日にその日に使う量を確認して混ぜ合わせていきます。
塗料が無駄にならないよう、しっかりと調整して塗っていきます。
雨染みの出来ていた軒天です。
防カビ・防藻効果のある「マルチエース」を使用しました。
マルチエースは下塗り不要の塗料です。2回塗り、厚みを出していきます。
雨樋もあわせて塗装をしていきます。
主に美観のためにおこないますが、家の印象がパリッと引き締まります。
水切りの塗装です。
鉄部のため下塗りにはサビ止め効果のある下塗り材を使用しました。
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