塗膜が長持ちするようにしたいとのご希望。
ビフォーアフター
工事基本情報
施工内容
外壁塗装 屋根塗装 部分塗装 シーリング打ち替え 現場調査・点検
使用材料
屋根：エポパワーシーラー、スーパーシャネツサーモF 外壁：超低汚染プラチナリファイン2000MF 軒天：マルチエース ほか：サーモテックシーラー、アステックプラスS
築年数
21年
ハウスメーカー
住友不動産
施工期間
約3週間
建材の種類や傷みの状況を把握し、どんな補修が必要か決めるために必要な作業です。
まず、屋根から見ていきましょう。
屋根材はコロニアル屋根と言われる軽量スレート瓦が使用されています。
瓦に変わる新素材で、軽量で安価なことから30年ほど前から普及しはじめた建材です。
人気の屋根材ですが、塗膜の劣化によって防水性が落ちてきてしまうので、10年ごとの塗り替えが必要です。
今回は、浮きが発生している棟板も交換していきます。
ひび割れが起きていて、ほおっておくとここから雨水が侵入し雨漏りなどのトラブルが起きる可能性があります。
温度が可視化されるカメラで撮影すると、外壁のどこに結露ができているかわかります。
外壁とひさしの間が青くなっておりますそこに水が溜まっていることがわかります。
防水性が落ちている証になります。
直射日光が当たりにくいためカビが発生しています。
きれいな外壁を保つために、防カビ剤を添加して塗り替えることをおすすめしました。
こちらも直射日光があたりにくい場所です。
北面の外壁同様カビが発生し黒ずんでいます。
防カビ塗料で塗り替えます。
高所での作業性をあげて、現場の安全を確保していきます。
棟板を止めていた貫板も湿気で痛み始めていたのでそこも一緒に交換します。
汚れが残っていると、塗り替えたときの塗膜が剥がれやすくなってくのでしっかり汚れを落とします。
かなりの水圧がかかるため、建材を傷めないように強さを調節して施工します。
古いコーキングをまずは撤去していきます。
外壁とコーキングの間にカッターを入れて引っ張るとかんたんに剥がすことができます。
そして、サッシ周りのコーキングをむき出しにして打ち増ししていきます。
外した飾りは施工後にもう一度設置していきます。
外壁を汚さないようにマスキングテープを貼っていきます。
外壁の防水性能を担うコーキングのため、たっぷり充填します。
その後、しっかり圧着して隙間を埋めました。
まず下準備として、屋根材ひとつひとつにタスペーサーという縁切り材をはめていきます。
コロニアル屋根は瓦同士の隙間が狭いため、塗装を行うとその隙間が埋まってしまいます。
隙間がうまると雨水の逃げ場がなくなるので、それを予防する意味合いがあります。
釘頭など隙間はすべてコーキングで保護します。
このあと棟ごと塗り替えるので、コーキングを施工した場所も気にならなくなります。
金属の部材のため、サビを防ぐために防サビ塗装を行います。
今回の屋根は非常に傷みが激しく、1回の下塗りだけでは浸透にむらがあり、このままだと上塗りで色むらが起きてしまうので、2回下塗りしてしっかり屋根を補強します。
ローラーを使って全体を塗り替えます。
棟板もコロニアル屋根も一緒に塗り替えます。
屋根の上塗りにはスーパーシャネツサーモFという遮熱塗料を使用しました。
屋根は直射日光の影響で真夏には表面温度が70℃近くまで上昇することがあります。
高温になると屋根材の劣化を早める以外にも、冷房効率の低下などの問題も起きていきます。
遮熱塗料を使用し温度上昇の原因となる赤外線をカットしていきます。
塗りむらや塗り残しに気をつけて施工します。
艶のある仕上がりになりました！
縦目地に比べて、横目地は雨水の逃げ場がないため隙間があると外壁内部に雨水が侵入しやすくなっていきます。
ローラーを使って塗っていきます。
まず、色の濃いニンバスで塗り替える１階から施工します。
広範囲はローラーで、細かい場所はハケで塗り分けます。
同じカラーで塗っていくのでどこを塗ったかわからなくならないように順序立てて施工しました。
外壁塗装は２色とも超低汚染プラチナリファイン2000MFという塗料を使いました。
非常に高い汚れにくさと、紫外線への耐候性を持った塗料で、外壁塗装におすすめのものになります。
また、無機成分によるセルフクリーン機能もあるため、付着した汚れやほこりが雨水で流れ落とされ、きれいを維持しやすくなっています。
こちらも、１階部分同様、超低汚染プラチナリファイン2000MFで塗り替えます。
塗料にはそれぞれメーカーが設定した平米あたりの塗布量決まっています。
過不足なく塗装することで、塗料の低汚染性や耐候性をしっかり発揮することができます！
防カビ性能のあるマルチエースで塗り替えてカビの発生を抑えます。
同じ塗料を重ね塗りすることで、塗膜の厚みをつくり、軒天をしっかり保護します。
塗装前にサンドペーパーや研磨たわしでケレン処理を行います。
換気フードや、庇、水切りなどが金属部材がよく使われます。
現場調査のときに、どこが金属部材なのかしっかり見極めて、金属部材はすべて防サビ塗装します。
細長い部材のため、ハケで塗っていきます。
しっかり塗り替えて金属部材を保護します。
カーブに沿って塗装を行いました。
まずケレン処理を行います。
周りとカラーを合わせるように、美観のための塗装を行いました。
凹凸があるので、影になってる場所もしっかり塗りました。
まずはケレン処理です。
重ね塗りで艶を出します。
ケレン処理のあと、ローラーで塗り替えます。
フラットな場所のため、ハケ目が目立ってしまうので、丁寧に施工しました。
段差のある場所などはハケで塗っていきます。
１階と２階を分ける帯や、玄関周りの飾りを塗っていきます。
雨樋や破風板などとカラーリングを合わせることで、家屋の印象を引き締める役割を持っています。
部材の大きさや形状によって塗装の道具を変えて塗り残しやはみ出しを防ぎます。
小さなローラーで細かい場所まで塗り替えます。
まずはケレン処理で古い塗膜を剥がしていきます。
傷や汚れはここで随時タッチアップして補修します。
窓ガラスなどしっかり拭いて汚れがないか確認します。
ゴミなどが残らないようにしっかり掃除します。
施主様にはｎ長らくお待たせしてしまいましたが、新築時のような艶のある工事ができました！
塗り替えひとつで家のイメージが変わります。
是非、塗り替え工事のカラー選定の参考にしてください！
記事内に記載されている金額は2022年02月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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