土浦市の屋根塗装現場、はじめに高圧洗浄です。

高圧洗浄機で汚れや、防水性が失われて生えてきたコケやカビ、古い塗膜などをきれいに落としていきます。

本来は住宅外部からの水道を使用しますが、故障していたため、お風呂場の蛇口を使わせていただきました。

高圧洗浄機を使用するのに電気代と水道代がかかります。

電気代は塗料を混ぜる機械にもかかってきますが、電気代、水道代ともお客様のご負担いただきます。

目安として、かかっても１件千円程度になり、こちらは見積書にも明記させていただいております。

土浦市ミサワホーム施工のスレート屋根、高圧洗浄後の様子です。

塗装前の下地処理をきちんとしておきますと、塗料が性能を発揮できるようになります。

しっかり乾燥させてから、塗装作業にはいっていきます。

タスペーサーとは、屋根塗装の縁切りに使われる部材のことです。

スレート屋根は一枚の板が重なり合って出来ており、その板の重なり合う部分に隙間が空いていますが、縁切りの作業とは、屋根塗装でこの隙間が埋まってしまったのをあけていく作業のことをいいます。

以前はカッターナイフ等で一つ一つの隙間に切れ目を入れていましたが、タスペーサーを取付けることにより、作業効率がかなり上がり屋根自体を傷つける事も無くなります。

スレート屋根の縁切り作業、タスペーサー取付が終わりました。

屋根材の間に隙間がないと、大雨などの際に屋根材の下に入り込んだ雨水の逃げ道がなくなってしまい、雨漏りの原因になってしまいます。

隙間がないと屋根の腐食を進行させることにもなりかねません。

タスペーサーの取り付けは、雨漏り防止や内部結露を防いでくれます。

土浦市のミサワホーム施工の家の屋根塗装。まずは、下塗りをおこなっていきます。

下塗りには、UVルーフプライマーｓｉという塗料を使用しました。

スレート屋根の塗装・下塗り、１回目完了です。

屋根塗装・下塗り2回目です。

今回の土浦市のミサワホーム施工の家では、下塗りを2回おこないました。

スレート屋根（コロニアル屋根）の痛みが激しく、防水性が失われていたためです。

本来、下塗りは１回の事が多いですが、今回のお宅のように屋根材に痛みがあった場合、下塗り１回では塗料を屋根瓦が吸い込んでしまうため、２回塗装いたしました。

防水性が失われると、雨水を吸い込みますね。

それと同様、傷んだ屋根材は塗料も吸い込んでしまうのです。

吸い込まれた塗料ではしっかりとした塗膜を形成することは難しいため、下塗りを塗り重ねて防水性をあげていきます。

塗り重ねることにより、塗膜の厚みを出すことが出来、上塗り塗料がきちんとした性能を発揮してくれます。

土浦市の屋根塗装現場、中塗りをおこなっていきます。

塗料は、「無機ＵＶコート」を使用しました。

卓越した耐候性を実現し、建物を汚れから守り、家計に優しく経済的で、しなやかで強靭な塗膜、人に優しい環境配慮と５つの代表的なメリットを持つハイブリッド塗料です。

紫外線や風雨、塩害に強く、高い光沢を維持します。耐汚染性にも優れていますので、汚れが付きにくくまた付いてしまっても雨水で洗い流すことが出来ます。

塗料自体に柔軟性がありますので、ひび割れしにくい特徴があります。

不燃性のため、無機ＵＶコートを塗った面は燃えにくく、火災時の延焼を防ぎます。ホルムアルデヒドの規制Ｆ☆☆☆☆基準をクリアしていますし臭気も柔らかく、環境に配慮した塗料です。

ローラーやハケを用いながら、丁寧に塗布していきます。

屋根塗装の中塗りが完了しました。

土浦市ミサワホーム施工の家のスレート屋根塗装、上塗りの様子です。

決まった時間しっかり乾燥させ、もう一度同じ塗料を塗っていきます。

塗料の厚みをつくり、性能をしっかり出せる状態にしていきます。

塗りムラや塗り残しが無いように、丁寧に施工していきます。

屋根塗装の上塗りが完了しました。

コロニアル屋根とは、スレート瓦の一種で、屋根材の商品名です。

日本瓦と比べ、軽量で安価、色彩が豊富で種類も多いことから、多く普及しています。主成分がセメントのため、塗装をする事によって防水性を持たせています。

経年劣化により塗膜が劣化し防水性が低下しますと、雨や湿気によってコケが発生し安くなります。

放置すると屋根そのものの耐久性が悪化し、更に反りや割れが発生し、最終的には滑落する場合もあります。

そうなりますと、雨漏りの原因にもなり、家自体にも悪影響が出てきますので、定期的に専門業者にしっかりチェックしてもらい、メンテナンスの必要があるか確認して頂くことをお勧めします。

分からない事、気になる事がある場合は、何でも遠慮なくご相談下さい。

屋根塗装工事、完了です。