前回の塗装から10年経ち、劣化が目立っていてそろそろ次の塗装を考えられていたそうです。
ネットの検索から弊社のページをご覧いただき、お客様の声での評価が高く好印象を持っていただいたとのこと。
お問い合わせをいただき、現地調査にお伺いしました。すぐに対応してもらったと、現地調査のご報告からご契約の運びとなりました。
施工内容
外壁塗装 屋根塗装 シーリング打ち替え 部分塗装
使用材料
《屋根》エポプレミアムシーラープライマーJY/透明(下塗り)、スーパーシャネツサーモF/9113ラセットブラウン(上塗り)
《外壁》ホワイトフィラーA(下塗り)、超低汚染リファイン1000Si-IR(艶有)/9022ホライズンブルー(上塗り)/9009レモン
《軒天》マルチエースⅡ
《シーリング》オートンイクシード
家の塗装のタイミングは、新築時から考えて約10年頃が目安となります。
経年劣化の様子は塗料と建物のそれぞれの耐用年数や家の立地・普段のメンテナンスなどにも左右されるので、家の様子を普段からよく見ていくことも大切です。
建物の傷みがひどくなってしまうと、塗装を行うよりも費用がかさんでしまう可能性もあります。
土浦市現地調査の様子です。屋根は高所カメラでみていきます。
苔が生えており、表面の塗膜劣化が確認できました。
化粧スレートの屋根でした。コロニアル屋根やカラーベスト屋根などはスレート屋根の商品名です。セメントに繊維状の素材を混ぜて加工されたものです。
屋根材に欠けがみつかりました。シーリングでの補修を行います。
棟板金の浮きがみられます。隙間から雨水の侵入の可能性があります。
塗膜が劣化して、雨水が流れた跡がみられます。傷みが激しいため、下塗りを2回行って屋根材の補強を行います。
こちらも傷んでいる様子がわかります。このまま放置してしまうと屋根材の破損や雨漏りなどが発生する可能性があります。
外壁材を繋いでいるシーリング部分が欠けています。シーリングは施工当初は弾力があり柔らかいのですが、経年で硬化して痩せや割れなどが発生します。
外壁サイディングは外壁材同士を組み合わせてつくられています。そのサイディングは気温差など熱での伸縮や外部からの振動などで隙間が空くことがあります。隙間が空くと雨水の侵入経路となります。
クラック(ヒビ割れ・亀裂)でもそうですが、縦方向よりも横方向のクラックのほうが雨水の逃げ場がないため注意しなければなりません。雨水が侵入すると内部結露が発生して劣化の原因となります。
雨戸は引き戸タイプでした。色褪せているのがわかります。
雨戸アップの写真です。触れると手に粉がつくチョーキング現象がみられました。
雨樋を固定する金具が取れかかっていました。この金具はでんでん太鼓に似た形状からデンデンと呼ばれています。今回は予算の関係上塗装のみ行いました。アフターメンテナンスでお伺いして様子をみていきます。
塗装作業に伴い塗装面に接する植栽など、お客さまに塗装工事前の剪定をお願いすることがあります。その他足場設置の際の荷物のご移動などもお話させていただくことがあります。
水切りです。こちらも塗膜の劣化がみられました。そのままにしているとサビが発生して腐食の可能性があります。
水切り板金が歪んでいました。酷い場合は交換となりますが、今回は叩いて補修していきます。
土浦市の遮熱塗装現場です。
初めに高圧洗浄で苔などの汚れを落としていきます。
汚れが残った状態で塗装をおこなってしまうと、汚れが付着したところが劣化の原因となり早期の塗膜剥離などの原因となります。
汚れがしっかりと落ちるよう目を配って作業をおこないます。
土浦市の遮熱塗装現場、外壁の高圧洗浄の様子です。
汚れや素地の傷み具合によって、ノズルでの調整や距離を取って水圧を調整していきます。
土浦市の遮熱塗装現場、屋根の遮熱塗装です。
初めに下塗りをおこないます。
塗装の工程は、下塗り~中塗り~上塗りと3工程あり、塗装部分や塗装面の状態・塗料の種類によって下塗りが2回になったり上塗りがもう1回追加されたりと変わっていきます。
屋根の遮熱塗装、下塗り1回めが終わったら、タスペーサーで縁切り作業をおこないます。
屋根材と屋根材の間にはもともと隙間が設けられていて、そこから換気がされたり、雨水を逃して内部に入らないようになっています。
塗装でその隙間が塞がってしまうことがあるため、縁切りという作業がおこなわれます。
土浦市、屋根の遮熱塗装、下塗り2回めです。
使用した下塗り材は「エポプレミアムシーラープライマーJY」です。艶があり、乾燥して硬化後に手で触るとつるつると滑らかな感触です。
下塗りを2回行い傷んだ外壁材にしっかりと下塗り材を染み込ませたら、上塗り塗料の出番です。今回お客さまが選ばれた塗料は「スーパーシャネツサーモF」です!その名の通り遮熱性に優れ、紫外線などによる劣化に強い高耐候性の機能を持っています。
ここで屋根の棟板金の浮きも補修していきます。防サビ塗料も塗布し、雨漏りの可能性がある箇所の補修作業をしていきます。
汚れを落として塗料のノリを良くするケレン作業をし、防サビ塗料を塗っていきます。
浮いていた釘頭も、打ち込んでからシーリングで補強して強風などで飛ぶことのないようにしていきました。
土浦市、屋根の遮熱塗装・上塗り塗料2回めです。
1回めが乾燥した上に塗料を重ねるので塗膜に厚みが出て、屋根材を守っていきます。
古いシーリングの両脇をカッターで切込みを入れて、端から引っ張り古いシーリングを撤去していきます。その後写真のようにプライマーを塗布していきます。接着剤の役割をするものです。
サッシ周りは増し打ちを行うため、シーリングはそのままにプライマーを塗っていきます。
土浦市でおこなった遮熱塗装現場、新しいシーリングを充填していきます。
サッシ周りは上に乗せていくイメージです。コテで押さえて密着させて成形していきます。
軒天は塗装前にケレン作業を行っています。軒天は構造上湿気が溜まりやすいのですが、今回の作業では天候の悪さもあり、素地が湿気を含んでいました。滑りが悪いところ根気よく手を動かして綺麗にしていきました!
塗料には防カビ・防藻効果の高い「マルチエースⅡ」を使用しました。1回目の塗装から規定の乾燥時間をおいて、2回めの塗装を行います。
1回目と2回めの境目がわかるでしょうか。塗料には規定の塗布量があり、性能を活かすために忠実に守っていきます。
破風板もケレン作業を行います。研磨たわしで表面を平滑にし細かな凹凸をつけることにより、塗料の密着性があがっていきます。
塗装1回目です。塗料には「フッソUVコート」を使用しました。優れた高耐候性・低汚染性を持ち、下塗りの工程を省くことが出来ます。今回は特に2度めの塗装となるため、下塗り材は塗膜の状態を見極めて選定しました。
破風板の塗装が完了しました。艶が出て美しい仕上がりとなりました。
土浦市の遮熱塗装現場の雨樋塗装です。
雨樋は塩化ビニル樹脂製だったため、塗装は美観のためにおこないました。
雨樋は破風板の鼻隠し部分についているため、破風板の塗装だけを行うと雨樋だけが色褪せて浮いてしまいます。
塗料は破風板同様に、フッソUVコートを使用しました。雨樋は凹凸があり裏側や曲線などが多い部位となるため、ローラーや刷毛などの道具を塗る箇所によって持ち替えて塗装を行っています。
霧除けは勝手口や窓などの開口部の上部に設けられた小さな屋根のことを指します。鉄部で出来ているため、サビ発生の可能性があります。
下塗りには防サビ効果のあるエポキシ系の下塗り材を使用しました。
全体にまんべんなく塗ることにより、鉄部へのサビの侵入を防ぎます。
土浦市の遮熱塗装現場、霧除けの塗装が完了しました!
土浦市の遮熱塗装現場、雨戸も鉄部のためケレン作業をおこないます。
中塗りと上塗りにはフッソUVコートを使っています。
土浦市の遮熱塗装現場、窯業系サイディングを遮熱塗料で外壁塗装していきます。
現地調査で紹介した隙間には、シーリングを入れてならしてあります。
下塗りには「ホワイトフィラーA」を使用しています。上塗り塗料の下地への吸い込みムラを防ぎ、微弾性もあるため揺れに追従してクラックの発生を抑制します。
外壁の遮熱塗装・中塗りの様子です。
上塗り塗料には「超低汚染リファイン1000Si-IR」を使用しています。外壁のカラーは元のイメージと同じような「9009レモン」を使用しました。
土浦市現場、外壁の中塗りが終わりました。
塗装するにあたり、屋根や外壁の色に悩まれることと思います。弊社ではカラーシミュレーションもおこなっていますのでお気軽にご相談ください。
土浦市の遮熱塗装、外壁塗装上塗りです。
塗りムラがなく美しく仕上がるように丁寧に塗装をおこないます。
家の基礎を守る水切りです。外壁から流れた雨水を水切りで基礎から少し離れた場所に落としていきます。鉄部なのでケレン作業をしっかりおこないます。
水切りがサビて腐食してしまうと基礎に影響が出る可能性があるため、サビの侵入経路を断つようにします。
中塗りです。上塗り塗料にはフッソUVコートを使用して、紫外線などによる劣化に強く、汚れがついても雨水で洗い流してくれる水切りにしていきます。
すべての塗装が完了したら、窓を拭き足場を撤去していきます。
こちらで土浦市でおこなった遮熱塗装の現場のご紹介をおこないました(^o^)
他にも様々な工事をおこなっておりますので是非ご覧ください!
現地調査後、契約をしない場合でも調査費などはいただいておりませんのでご安心ください。
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