外壁の汚れが気になっていたところ、弊社のHPを見てお問い合わせくださいました。一般住宅にALCが使われ始めた初期の頃に施工された家のため、塗料の耐久性が気になっていたとのこと。
早速現地にお伺いしました。
施工内容
外壁塗装 屋根塗装 シーリング打ち替え 部分塗装
使用材料
《外壁》ホワイトフィラー(下塗り)、超低汚染リファイン1000MF-IR/8095ミッドビスケット(1階)8093ペールビスケット(2階)(上塗り)
《破風板》フッソUVコート
《軒天》マルチエースⅡ
《鉄部》マルチプライマーエポ(下塗り)、フッソUVコート(上塗り)
《シーリング》オートンイクシード
《クラック補修》スムースエポ
土浦市の築約20年の2階建て住宅の塗装現場のご紹介です。
屋根はスレート屋根、外壁にはALCが使用されていました。
土浦市の施工現場、屋根は多く見られるスレート屋根でした。屋根などの高い部分は高所カメラを使用して確認をしています。
スレート屋根は全体が色褪せ、苔や藻が生えていました。屋根材にも浮きが見られます。
屋根の棟板金にも浮きが見られます。雨漏りの原因となるため早めの対処が必要です。
屋根材の浮きと苔の様子です。屋根材の塗膜が劣化して耐水性が落ちると、屋根材が水分を帯びて空気中に漂っていた苔の胞子が付着し、屋根に苔が生えてしまいます。
土浦市の施工現場、外壁にはALCが使われていました。全体的に色がくすんでいます。
ALC外壁にクラック(ヒビ割れ)が確認できました。
クラックから雨水が入ると壁内に湿気が入り劣化の原因となります。
シーリング部分の劣化がみられます。シーリングは経年で弾力性が失われてしまうため、定期的な打ち替えや増し打ちが必要となります。
土浦市のALC外壁にはヘアクラックがいくつもみられました。
エアコンダクトのシーリング部分の劣化です。逆プライマーで対処します。
ガスメーターの塗装も剥げて配管にはサビが発生していました。
土浦市の施工現場、ALC外壁は1階と2階で塗装の色を変えていらっしゃいました。
こちらもシーリングが劣化しています。
こちらも同じくシーリング(コーキング)が劣化しています。
破風板と雨樋の劣化が激しいです。まだ塗装には耐えられる状態でした。放置して置くと、雨樋を取り替えることとなります。
高圧洗浄をおこなう前に、今回塗装をおこなわないベランダの手すりを養生して保護していきます。
高圧洗浄の様子です。高圧洗浄でかかる水道代・電気代はお客さまのご負担となります。お見積りにも予め金額を記載いたしております。
土浦市施工現場、高圧洗浄の様子です。
ノズルで水圧を調整して、家を痛めてしまわないように注意していきます。
土浦市施工現場、ALC外壁のシーリングを打ち替えていきます。
両端にカッターで切れ目を入れてひっぱり、撤去していきます。
シーリング自体には密着性がないため、接着剤の役割を果たすプライマーを塗布していきます。
新しいシーリング材を打ち込んでいきます。今回使用したシーリング材は高耐久の「オートンイクシード」を使用しました。
シーリングを打ち込んだら、ヘラで密着性をあげて表面を均していきます。
土浦市の施工現場、ALC外壁にできたクラック(ひび割れ)を補修していきます。
クラック幅0.3mm以上のものを補修していきます。
ALC外壁にできたクラックに、スムースエポという補修材を注入していきます。
クラックの隙間を埋めるように補修材を入れていきました。
ALC材を嵌め込み、シーリング材で固定していきます。このあと塗装されていきます。
洗浄と補修が終わってから塗装を開始します。写真はALC外壁塗装・下塗りの様子です。
下塗りが完了しました。使用した下塗り材は「ホワイトフィラー」です。
上塗り塗料は「超低汚染リファイン1000MF-IR」です。1階と2階で別の色で塗っていきます。
ALCは、コンクリートに気泡が入った特殊コンクリートです。
気泡があることで壁に空気層が出来て断熱効果と高い耐火性をもち、遮音性にも優れた外壁材です。
水分が染み込みやすい素材のためメンテナンスは10年が目安です。
軒天塗装の様子です。塗料は「マルチエースⅡ」を使用しました。下塗りのいらない軒天に適した塗料です。
1回目に塗った塗料の乾燥時間を待って、2回めの塗装を行っていきます。防カビ効果もあるので湿気にも強い軒天となりました。
土浦市の施工現場、塗膜が劣化していた破風板です。
初めにケレン作業をおこなって、高圧洗浄で落としきれなかった汚れを落とします。
ケレン作業で表面を平滑にし、塗装を行っていきます。使用塗料は「フッソUVコート」です。
雨樋は塩化ビニル樹脂製だったため、美観のための塗装となります。
はじめにケレン作業を行います。
同じ塗料を2回に分けて塗装を行うことにより、塗膜の厚みが出て塗りムラもなくしていきます。
土浦市の施工現場、ALC外壁のアクセントとなる帯部分です。
ビスが緩んでいたため締め直して抜けないようにシーリングで補強していきました。
ケレン作業で塗装面に細かな凹凸ができ、塗料が密着しやすくなりました。
ALC外壁にある帯板、1回目の塗装が終わりました。
塗装2回めです。使用塗料は「フッソUVコート」です。
家の開口部の上部にある、霧除け(きりよけ)の塗装となります。研磨シートでサビなどの汚れを落として塗料が密着しやすくなるようにしていきます。
土浦市の施工現場、霧除け塗装の下塗りです。
防サビ効果のある下塗り材を使用しました。
上塗り塗料には「フッソUVコート」を使用しました。
土浦市の施工現場、施工完了です!
全ての塗装が完了したら、最後にサービスで窓を拭いていきます。
またアフターメンテナンスでお伺いいたします!
現地調査後、契約をしない場合でも調査費などはいただいておりませんのでご安心ください♪
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記事内に記載されている金額は2021年02月05日時点での費用となります。
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