相模原市緑区三ケ木にお住まいのお客様より、スレート屋根メンテナンスのご依頼をいただきました。早速現地調査にお伺いすると、屋根に全体的な色褪せや
苔・藻の発生が確認できました。ただ、築年数は30年ということでしたが、一度塗装メンテナンスをされたこともあるそうで屋根材自体は比較的健全な状態です。
調査結果から屋根塗装工事をご提案させていただき、お打ち合わせの結果、遮熱塗料を使用した屋根塗装工事をご用命いただきました。今回の記事ではその際の工事の様子や、遮熱塗料の色選びなどについてご紹介していきたいと思います！
遮熱塗料とは、屋根や外壁などに塗装することによって太陽光を効率よく反射し、室内の温度上昇を防ぐ効果を持った塗料を指します。真夏にもなると屋根の表面温度は80℃にも及ぶと言われており、この温度上昇を抑制することで室内環境が快適になり、光熱費削減の効果も期待できる地球にも優しい塗料です。
街の外壁塗装やさんのホームページには遮熱塗料について詳しい記事もいくつかございますので、よろしければそちらも併せてご覧ください。
遮熱塗料、冬は寒くならないの？ 遮熱塗料はこんな方にお勧め 断熱塗料と遮熱塗料との違いは？
濃い色であるほど太陽光を吸収しやすいという特性がありますが、光の反射率と遮熱効果は密接に関係があるため、遮熱塗装をご検討いただく際は白に近いカラーをお選びいただくことで遮熱効果をより高い反射率を実現することができます。せっかく遮熱塗料で塗装をしたのに、黒に近い色を選択したことで思ったより効果を感じられなかったと後悔に繋がってしまう恐れもありますので、お色選びは担当の方と入念にお打ち合わせいただくことがオススメです。
今回遮熱塗料としてご提案させていただいたのは日本ペイントさんのサーモアイシリーズ、サーモアイSiです。室内温度を最大4℃削減するという実験結果もあるサーモアイにはクールホワイトというカラーが用意されており、その日射反射率は驚異の91.0%を誇ります。さらに耐久性と価格のバランスに優れたシリコン塗料であるため、コストパフォーマンスも抜群です。
それでは、サーモアイSiによる遮熱塗装の様子を見ていきましょう。まずは高圧洗浄によって汚れや旧塗膜を落としていき、下地処理をしていきます。塗装では下塗り、中塗り、上塗りと3回に分けて塗膜を形成していきますので、続いては下塗りの工程です。遮熱効果のあるサーモアイ専用のシーラーで丁寧に下塗りを行い、スレート屋根塗装において重要な縁切り作業も欠かしません。（
縁切りについて詳しくはこちら）
縁切りを終えたらいよいよサーモアイのクールホワイトによって中塗り、上塗りを行います。上塗りを行う際、上塗りが済んでいる箇所とそうでない箇所の判別が非常に困難であるため、塗り残すことがないように都度上塗りを終えた面の周りの風景を入れながら撮影し、チェックできる体制で進めていきました。
塗り残しなく屋根全体への上塗りを終えたらサーモアイのクールホワイトを使用したスレート屋根塗装の竣工となります。夏場の暑さはなんとかしたいけど、ホワイトカラーを使用しての屋根塗装は避けたい…という方もご安心ください。反射率こそクールホワイトには及びませんが、サーモアイはなんと40色のカラーからお好きなお色をお選びいただけます。
私たち、街の外壁塗装やさんでは遮熱塗料を用いた屋根塗装工事の経験も豊富ごございます。また、遮熱塗料での塗り替えの費用は税込217,800円から可能です。
無料にて点検やお見積りを実施しておりますので、より正確な費用や、お住まいのこと状態について知りたいという方もお気軽にご相談ください！
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記事内に記載されている金額は2022年11月21日時点での費用となります。
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