トップコートが剥がれる原因とは?
さっそくベランダの床を拝見させていただき、状態をチェックしていきます。見てみると確かに白い床面の一部が剥がれてしまっており、別箇所では細かくひび割れている様子が確認できました。症状が発生しているのは防水層の表面を覆っているトップコートと呼ばれるものです。FRPはかなり強靭な防水層を形成して雨水の浸入を防いでいますが、紫外線に晒されることで劣化の速度は早まってしまいます。そのため、防水層を紫外線の影響から保護しているのが、今回剥がれの発生している表面のトップコートになります。ベランダは雨や紫外線の影響を日々受け続けていますので、一番初めに劣化するのはこのトップコートです。また、施工時の乾燥時間や湿気によってトップコートが剥がれやすくなってしまったということも原因としては考えられます。
防水層が傷む前にトップコートの塗り替えを!
調査の結果、防水層には傷みが発生していないため雨漏りの心配はありませんが、トップコートには現段階でお手入れをしておくことが望ましい状態でした。放置して防水層にも傷みが出てしまうと、そこから雨水が浸入して下のお部屋に雨漏りが発生する可能性があります。雨漏りが起きている場合には防水層に問題があるため、トップコートだけを塗り替えても問題が解決できなくなってしまいます。以上のことから、お客様にはトップコートの塗り替え工事をご提案させていただきました。防水層自体の工事は費用も高くなりますので、理想としては定期的に劣化したトップコートを塗り替えて防水層の状態を維持することです。トップコートの塗り替えですと、1ヶ所4㎡までで税込76,780円~が参考的な金額となります。
私たち街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用とアルコール消毒を行い、お客様のベランダや外壁・屋根の調査にお伺いしております。まずはお気軽にご相談いただければと思います。
記事内に記載されている金額は2022年12月15日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。