外壁材はほとんどの場合、表面の塗膜によって水分や紫外線から生じる劣化を防いでいます。なので水分を好む苔が見られるようになると、雨水を弾いてくれていた塗膜が劣化して剥離している可能性が非常に高いです。雨水や湿気の浸透は外壁材にとって強度が低下する大きな要因であり、窯業系サイディングなどと比較してもかなりの耐久性を誇るALCであっても、吸水による劣化は抑えることができません。そのため定期的な外壁塗装でしっかりと対策を取ることが必要です。
では、塗装時に防水塗料などを使用すれば雨水による劣化を防げるかとも思われますが、実は大きな落とし穴が存在しています。塗装をしても外壁材は水分を少なからず含みますので、それらを水蒸気として出す際に塗膜が外へ通さなくなってしまうのです。すると塗装後にも関わらず、内側に閉じ込められた水分でALCに傷みが発生といった状況にもなりかねませんので、透湿性の高い塗料での外壁塗装を行いましょう。また、目地のシーリングが傷んでしまっても雨水の影響を受けることになりますので、塗装と合わせて打ち替えのメンテナンスをご提案させていただきます。
外壁塗装は657,800円～（税込）のプランが目安の費用となります。せっかくの高耐久、耐火、高い遮音性という高性能なALCを長持ちさせるためにも、塗装によるメンテナンスを欠かさないようにしましょう！お住い調査の際には、新型コロナウイルス対策を徹底してお伺いさせていただきます！
記事内に記載されている金額は2023年04月13日時点での費用となります。
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