金属部分も同様に、錆びや古い塗膜をそのままにしてしまうと、新しい塗膜が定着できずに想定よりも早く剥がれてしまうため、表面を整えるためにケレンなどが必要となります。
木部の塗装ではより下地処理が重要となります。木材は伸縮による動きが多い建材の為、下地調整が不十分なまま塗ってしまっては、新しい塗膜が追従することができないのです。ケレンによってしっかりと旧塗膜を除去し、目荒らしとして表面に細かな傷をあえてつけることで、凹凸に塗料が食い込みやすくなるようにもします。これは金属部でも同じで、目荒らしをすることで塗料の密着性を高める作業も下地処理としては重要です。
まず、下地が経年劣化によって傷んでいる場合、そのまま仕上げ塗料を塗ると塗料が下地に吸い込まれ、仕上がりにムラが生じることがあります。また、下地が処理されていない場合、塗料の密着性が悪くなり、塗料が剥がれやすくなることもあります。
ひび割れをそのままに塗ってしまうと、塗装後にも同じ位置に同じひび割れが現れます。そのため、塗装面が均一になるよう補修を行うことが重要なのです。
また、塗料の乾燥時間も大切になってきます。下塗りの乾燥時間が不十分なまま中塗りへと進んでしまいますと、乾いていなかった水分が気化することで内側から上層の塗膜を押し上げ、膨れのような症状が発生いたします。
錆を落とし切れていない場合には、塗装後も塗膜の内側で錆が広がり続け、すぐに劣化症状が現れてしまいます。
したがって、塗装工事を成功させるためには、適切な下地処理を行うことが重要です。下地の状態を確認し、適正な下塗りや下地の調整を行うためには、お住まいの築年数やメンテナンス歴を把握する必要があります。
私たち街の外壁塗装やさんでは、下地調整を十分に行い塗装の品質を守るようにしておりますのでご安心ください。また、外壁塗装時の足場を活用して屋根塗装を同時に行うと、それぞれの工事に必要となる足場代をまとめることが可能です。屋根と外壁の塗装費用は税込833,800円～がセットでの参考費用となっております。
記事内に記載されている金額は2023年09月06日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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