

足場工事2日目のスタート
前日で建物全体の約2/3を組み上げたため、2日目は残りの足場と仕上げの作業に取りかかりました。現場には朝から5人の職人が集まり、挨拶を交わすとすぐに作業を開始。真夏の朝はすでに気温が高く、照り返しのあるRC建物の周囲では体感温度がさらに上がります。そうした環境の中でも、職人たちは声を掛け合いながら段取りよく作業を進めました。


残りの足場組立
2日目の作業は建物の角や細かな部分を中心に進められました。高所作業が続きますが、職人同士が声を掛け合い、安全帯を確実に装着しながら丁寧に組み上げます。RC造の3階建ては高さがあるため、部材の搬入や揚げ降ろしにも時間がかかります。それでも休憩以外は手を止めず、集中力を切らさない姿勢にプロの意識を感じました。


メッシュシートの設置
足場が組み上がると、建物全体を覆うメッシュシートを張り巡らせます。このシートは塗料の飛散防止や近隣への安全確保に欠かせないものです。張り方ひとつで風の影響や耐久性が変わるため、職人たちはロープの張り具合を細かく調整していました。外から見るとアパート全体がシートに包まれ、いよいよ本格的な塗装工事に向けた準備が整ったことが分かります。


熱中症対策の徹底
8月の炎天下、現場は非常に過酷な環境でした。私自身も交通誘導をしながら職人たちの体調を常に気にかけ、休憩時にはスポーツドリンクを差し入れました。全員が長袖タイプの空調服を着用し、汗を気化させて体温を下げる工夫を徹底。特に高所作業では体調不良が大きな事故につながるため、何よりも安全を優先しました。熱中症対策は現場全体の雰囲気を引き締め、安心して作業を進められる基盤となります。
職人たちの集中力とチームワーク
この日も職人たちは午前10時、正午、午後3時の休憩以外はほとんど休むことなく作業を続けました。短時間の休憩では笑顔が見られましたが、休みが終わるとすぐに持ち場へ戻り、再び真剣な表情に切り替わります。高い集中力とチームワークによって、作業は予定通り順調に進みました。こうした姿勢は、安全で高品質な工事を実現する上で欠かせないものです。


足場工事の完了と次の工程へ
2日間にわたる足場工事は、トラブルもなく無事に完了しました。建物全体を覆う足場とメッシュシートが整い、いよいよ外壁塗装本番に向けた準備が完了です。RC造3階建てという条件の中で、安全・効率的に工事を進められたのは、職人の技術とチームワーク、そして熱中症対策を含む安全管理の成果だと言えるでしょう。次回からは高圧洗浄や下地処理といった外壁工事の核心部分をご紹介していきます。
記事内に記載されている金額は2025年08月26日時点での費用となります。
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