

南面の養生から作業開始
取手市で進行中のRC造3階建てアパート工事は、外壁3面の上塗りを終え、いよいよ南面へ移行しました。まずはサッシや床、配管などをしっかりと養生します。養生は「塗らない部分を守る」だけでなく、仕上がりの境界を美しく見せるための重要な作業。特に南面は日当たりが良く目に入りやすいため、細部の仕上げが全体の印象を左右します。


ALC外壁の下塗り
養生が完了したら、ALC外壁に下塗りを行います。使用するのはエスケー化研の「水性ミラクシーラーエコ」。吸い込みの激しいALC下地に適した材料で、上塗りとの密着を高め、塗膜の耐久性を確保します。当社ではサフェーサー系の「ソフトサーフSG」はあえて使用せず、セラミクリーンの厚塗り性能を最大限に活かすためミラクシーラーを選択。現場での仕上がりを重視した判断です。

下地選びのこだわり
下塗り材の選定は、単にメーカーの仕様に従うだけではありません。たとえばソフトサーフSGは下地を平滑に整えられますが、セラミクリーンのように厚塗りが前提の仕上げ材では、かえって塗膜の乗りが悪くなる場合があります。実際の施工現場で長年の経験を積んだからこそ分かるポイントであり、街の外壁塗装やさん水戸店が大切にしている「現場第一主義」の考え方です。


軒天下塗り
続いて軒天下塗りです。軒天は日陰になりやすく湿気がこもる場所のため、防カビ性の高い材料が必須。ここでは日本ペイントの「水性ケンエース」を採用しました。ケンエースは隠ぺい性に優れ、古いシミや汚れを覆い隠してくれるため、美観を整える効果も抜群です。塗料の伸びも良く、細部まで塗り残しなく仕上げられます。
7~8人作業のスピード感
この日の現場も7~8人の体制で進行しました。普段は2人で作業するため、単純計算で4倍のスピード。養生から下塗り、軒天下塗りまでを一気に進められるのは、大人数作業ならではの強みです。乾燥待ちや養生剥がしの段取りもリズムよく進行し、職人たちの動きに無駄がありません。


中野塗装さんのサポート
今回も千葉から応援に来ている「中野塗装」さんの存在が大きな支えとなっています。工事部長の中野さんは養生の仕上げ精度も高く、作業の段取りを的確に指示。応援でありながら現場全体の進行をリードしており、当社の職長もその手腕に刺激を受けています。こうした交流は、施工の質を高めるだけでなく、職人同士の成長にもつながっています。
養生の重要性
養生は単純な作業に見えますが、仕上がりに直結する重要工程です。テープのラインが曲がれば塗り終えたときに境目が歪んで見えますし、隙間があれば塗料のにじみが発生します。特に南面は住人や来訪者の目に触れやすいため、細心の注意を払いました。仕上げ後の「美しさ」を守るための、見えない職人技です。
取手市RC造3階建てアパートの南面は、養生から外壁下塗り、軒天下塗りまでが完了しました。これで次は軒天の上塗り、そして外壁着色の工程へ進みます。大人数での効率的な作業と、応援職人との連携で、品質を高めながら工事を進めていきます。
お問い合わせは 街の外壁塗装やさん 水戸店 まで。
フリーダイヤル 0120-57-4116(良い色) にてお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年09月07日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。