今回は、龍ヶ崎市2階建・8世帯アパートにて、防水まわりと排水設備の現地調査を行いました。
お問い合わせのきっかけは、
「雨が降ったあと、水がなかなか流れていかない」
「防水部分に水溜まりができているのが心配」
といった内容でした。
アパートやマンションのような集合住宅では、排水不良を放置してしまうと、一部だけでなく建物全体の劣化へ発展することもあります。そのため、早い段階で原因を確認することがとても大切です。
実際に調査を進めると、排水ドレン周辺での水の滞留や、防水トップコートの剥がれなど、経年による劣化症状が複数確認できました。今すぐ雨漏りしているわけではありませんでしたが、防水層には確実に負担がかかっている状態です。
「最近ベランダや屋上の水はけが悪い気がする…」という症状はありませんか?実は、その小さな違和感が防水劣化のサインになっているケースも少なくありません。今回は、実際の現場写真とともに詳しくご紹介していきます‼️
2階ドレン周辺で見つかった排水不良と雨水の滞留

まず確認したのは、2階部分の排水ドレン周辺です。現地では、雨水が完全に流れ切らず、一部に水が溜まった状態になっていました。本来であれば雨のあと自然に排水されますが、今回は排水機能がうまく働いていない様子が見受けられました。
1階側では大きな詰まりは見られなかったため、ドレン内部や雨樋の途中で部分的な閉塞が起きている可能性が高い状況です。
このような状態が続くと、防水層が長時間水にさらされることになります。防水層は常時水を溜める前提で作られているわけではないため、負担が蓄積すると劣化の進行を早めてしまいます。
また、水が溜まりやすい場所にはゴミや土埃も集まりやすく、さらに詰まりが悪化する悪循環に陥ることもあります。
「少し水が残っているだけだから大丈夫」と思われる方も多いですが、こうした初期症状の段階で対処しておくことが、雨漏り予防には非常に重要です。続いて、防水面の状態も詳しく確認していきます。
防水トップコートの剥がれと保護機能の低下


続いて、防水施工が施されている床面を確認すると、表面のトップコートに剥離症状が見られました。
トップコートは、防水層を紫外線や風雨から守るための保護塗膜ですが、年月の経過とともに徐々に劣化していきます。今回の現場では、排水不良による水の滞留も重なっており、防水面へのダメージが大きくなっている状態でした。
現時点ではシート防水自体に大きな破断や雨漏りは確認されませんでしたが、トップコートが傷んだまま放置されると、防水層本体が直接紫外線や雨水の影響を受けるようになります。すると、防水シートの硬化やひび割れが進み、将来的には漏水へつながるリスクが高まります。
特にアパートのような建物では、一度雨漏りが発生すると複数の居室へ影響する可能性もあるため、早めのメンテナンスが重要です。「表面が少し剥がれているだけ」と見過ごさず、定期的な点検をおすすめします。
防水立ち上がり部分に残っていた水位上昇の跡

さらに確認を進めると、防水立ち上がり部分には、水位が上がった痕跡がはっきり残っていました。これは、大雨時などに排水が追いつかず、一時的に雨水が溜まっていたことを示している状態です。特に掃き出し窓付近では、水位がさらに上昇した場合、室内へ雨水が入り込むリスクも考えられました。
また、外壁際には苔や汚れの付着も確認されています。こうした症状は、湿気が長期間残りやすい環境になっているサインでもあります。湿気が多い状態が続くと、防水だけでなく外壁材やシーリング材の劣化も進みやすくなり、建物全体の耐久性低下につながる可能性があります。
「最近なんとなく壁際がジメジメしている」「苔が増えてきた」と感じる場合、防水や排水に問題が起きているケースもあります。小さな変化でも、早めの確認が大切です。
現場に対する提案内容

今回の調査結果を踏まえ、まずは排水ドレンおよび雨樋内部の高圧洗浄をご提案しました。今回のように部分的な詰まりが疑われるケースでは、まず排水経路を正常な状態へ戻し、水がしっかり流れる環境を整えることが重要になります。
排水不良を改善せずにそのままにしてしまうと、防水層への負担が継続し、どれだけ防水工事を行っても再び劣化を招く原因になってしまいます。そのため、今回は“まず水を流せる状態に戻すこと”を優先したご提案となりました。
さらに、防水面についてはトップコートの再施工をご案内しています。トップコートは定期的なメンテナンスを行うことで、防水層自体を長持ちさせることができます。今回のように、剥離や色褪せが確認できる段階でメンテナンスを行えば、大規模な防水改修工事を避けられる可能性も高まります。
また、集合住宅では小さな劣化でも入居者様への影響が広がるケースがあるため、定期点検を継続的に行うことも重要です。建物を長く安全に維持するためにも、早めの対策をご提案させていただきました。
まとめ
今回は防水・排水まわりの現地調査を行いました。
調査では、
・排水ドレン周辺の詰まりによる水の滞留や
・防水トップコートの劣化
・防水立ち上がり部分の水位上昇跡など
今後の雨漏りリスクにつながる症状を確認しました。現時点では大きな漏水は発生していませんでしたが、こうした症状は放置することで徐々に建物へダメージを与えていきます。
特にアパートやマンションなどの集合住宅では、一箇所の不具合が複数世帯へ影響するケースも少なくありません。だからこそ、「まだ雨漏りしていないから大丈夫」と考える前に、一度状態を確認しておくことが大切です。
街の屋根やさん牛久龍ヶ崎店では、屋根や防水だけでなく、排水設備や外装まわりまで含めた総合的な点検を行っています。
「水はけが悪い気がする」
「防水の剥がれが気になる」
といった小さなお悩みでも構いません。まずは現在の状態を知るところから、お気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2026年06月05日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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