ツタが外壁を覆っているから撤去してほしいとご相談。
こんにちは!街の外壁塗装やさんです!
土浦市の個人クリニックから緊急SOSです!
外壁をツタが覆ってしまっているので撤去してほしいとの依頼がありました。
今回はそんなご依頼の工事の様子についてお伝えします!
ツタ植物は、外壁緑化や屋上緑化、また洋風建築の植栽としてよく使用されています。
非常に育てやすい植物として重宝されていますが、様々なトラブルも引き起こします。
それは
繁殖力の高さです。育てやすいということは、イコール繁殖力が高く適切に管理しないと増えすぎて家を飲み込んでしまうこともあるのです!
なかなか忙しくて剪定などに手が回らないと、知らないうちにツタはどんどん広がってしまいます。
今回の現場も、どこが大もとかわからないほどにツタが繁茂していました。
一気に葉やツルを刈り取っていきます。
ツタ植物の厄介な点は、
葉を刈り取るだけではいけないというところにあります。
付着盤という吸盤上の根っこが外壁い貼り付いて、ここが残っていると、そこから再生してしまうのです!
さらにこの付着盤、外壁を劣化させてしまいます。
なかなか厄介な相手です……
葉っぱをすべて刈り取りました。
ここからは厄介な付着盤の処理をします。
どうやって処理するかというと、
バーナーでの焼却処理です。
付着盤も植物のため、火で炙って細胞を破壊すれば再生できないのです!
しかし、ここで注意しなくてはいけません!
バーナー処理は適切に行わないと、ツタだけでなく外壁を傷つけたり、火事の原因にもなってしまいます!
ご自身で処理する場合は火の元にはしっかり気をつけてくださいね!
バーナー処理したところを研磨たわしで擦っていきます。
こうしてなるべく付着盤を削りとって剥がしていくのです!
ツタの根本には除草剤を撒くことで再度の繁茂を防ぎます。
このあと、外壁塗装を行うので、高圧洗浄機で汚れを落としていきます。
水圧を調整し、ツタが生い茂っていた事で溜まってしまった汚れも洗い落とします。
外壁塗装に先立って養生を行います。
塗装を行わない部分が汚れないように養生シートと養生テープでしっかり覆っていきます。
ガラスや床などもしっかり養生し、塗料が付着するのを防ぎます。
不着盤のあとが外壁に残っているので、塗装を行っていきます。
ツタの繁殖で、外壁表面も傷んでしまっているので、塗り替えで補強します。
まずは下塗りです。
外壁下地表面の調整と、次に塗るトップ剤の密着性を高めるために重要な役割を持っています。
下塗りが完了しました。
充分に乾燥させて、中塗りにうつります。
中塗りの様子です。
ここからは仕上げ用のトップ剤を使用していきます。
使用したトップ剤は『スーパーラジカルシリコン』というシリコン樹脂塗料です。
外壁塗膜の劣化因子であるラジカルの働きを抑制する機能を持っている塗料です。
耐候性や耐久性にも富み、きれいが長続きする塗料です。
中塗りが終わったら上塗りです。
同じくスーパーラジカルシリコンを塗っていきます。
塗料にはそれぞれ
決められた塗布料があります。
平米あたりどれくらいの量を塗ればいいかメーカーがしっかり機能面を考慮して設定しています。
当社ではその塗布量を遵守し、過不足のない塗装を心がけています。
外壁塗装が終わりました!
外壁に残っていた付着盤の跡が塗装できれいに塗りつぶされました!
ツタなどのグリーンカーテンは個性的ですし、環境配慮もされていて、人気ですが、管理が難しい場合は、撤去してしまうのも1つの判断だと思います!
今回の工事はのべ3日間の工期でした。
ツタ処理や植栽の伐採のご相談も街の外壁塗装やさんまで!
地球温暖化や環境配慮、SDGsなど近年、屋上緑化、壁面緑化、グリーンカーテンなどの建物への植栽利用が進んでいます。
しかし、植栽はこまめな剪定や管理を行わないと伸び放題になってしまいます。
植栽や庭木のご相談ごとも、是非街の外壁塗装やさんにご相談ください。
家屋のトータルサポートということで、外壁から内装工事、庭木の伐採など、一手にお引き受けします!
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