発生しているひび割れの調査
まずはお問い合わせのきっかけとなりました亀裂を中心に調査をしていきます。縦長に発生したものや、窓枠の角から伸びているひび割れが目立ちました。外壁材としてよく使用される窯業系サイディングはボードを張り合わせる形ですが、モルタルはそういった継ぎ目がなく一体化しているため、地震や風による建物の揺れで生じた衝撃によって表面のひび割れが発生しやすいです。まだ幅の狭いひび割れですと雨漏りや外壁材の劣化には繋がりにくく、緊急性を要するような症状ではありません。しかし、0.3㎜以上の構造クラックと呼ばれるような亀裂になってきますと深さもあり、モルタル内部に雨水が浸入して傷めてしまう可能性が非常に高くなります。場所によっては入り込んだ雨水がそのまま雨漏りに発展することもありますので、モルタルの亀裂は放置しておけないものとなります。塗装を行う際にはしっかりと補修を行う必要があります。
塗膜が傷んでいるサイン
ひび割れが発生している原因としては、モルタルを保護している塗膜が傷んできていることも挙げられます。特に手で触ってみて粉が付くチョーキング現象が発生していますと、塗膜が劣化していると判断することができます。モルタルは塗膜によって雨水を弾いたり、紫外線の影響を和らげておりますので、日当たりの悪い壁面で苔の発生が確認できた場合も塗膜が劣化し始めていると分かります。調査結果と発生している亀裂の危険性などから、お客様にはひび割れの補修と二度目の外壁塗装工事をご提案させていただきました。外壁塗装では足場を組みますので、屋根塗装もセットで行うとそれぞれの工事に掛かる足場代を抑えることができます。屋根・外壁塗装は税込833,800円~が参考的な費用となります。モルタルには外壁の動きに追従して表面のひび割れを起こしにくくする弾性塗料がオススメですので、ぜひご検討ください。
私たち街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウイルス対策として手指のアルコール消毒等を行い、お住いの点検・調査にお伺いさせていただきます。どうぞご安心してお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2022年09月21日時点での費用となります。
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