シーリングの重要な役割
まずはシーリングについて見ていきます。窯業系サイディングは複数のボードを張り合わせているため、その継ぎ目を埋めるようにシーリング材が打たれております。シーリングは隙間から雨水が浸入してしまわないよう防水の役割を果たしていますが、経年によって痩せやひび割れなどが発生してしまうのです。今回の調査ではお住いの至る所で裂け始めてしまっていたり、既に穴が開いてしまっている部分も見受けられました。シーリングは窯業系サイディングよりも傷みだすのが早い傾向にありますので、劣化に気付いた場合には外壁全体のメンテナンスをご検討いただくのが望ましいです。サイディングの継ぎ目以外にも窓枠など別建材との取り合い部分を埋めていることも多く、傷んでいると雨漏りに繋がりやすいため注意が必要です。今回はシーリングの打ち替えや打ち増し工事を行った方が良い状態と言えます。
なるべく早めの外壁メンテナンスがオススメです
傷んだシーリングから雨水が浸透すると、周囲のサイディングへも影響が出始めます。調査中にはシーリングの真横にあった破風板表面の剥がれや、窯業系サイディングにも強度の低下が見られました。また、サイディングを固定するための釘の周囲にも細かなひび割れが発生しており、確実に経年劣化が進んでいると思われました。窯業系サイディングは表面の塗膜が劣化してしまうと対候性や防水性が低下してしまい、強度が弱まることで外壁表面にひび割れなどが発生し始めます。そのため定期的な外壁塗装メンテナンスが欠かせません。シーリングが傷んでいる場合には外壁表面の塗膜も劣化が進んでいる可能性が高く、釘周りにもひび割れが生じていることから、今のうちにメンテナンスを行うことが重要であることをお伝えし、シーリング打ち替えと外壁塗装工事をご提案させていただきました。外壁塗装工事は税込657,800円~(税込)が目安の料金プランとなっております。
私たち街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウイルス対策としてオンラインツールを活用した工事の打ち合わせなども承っております。まずはお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2022年11月06日時点での費用となります。
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