杉並区西荻南にてALC外壁の点検のご依頼がありましたので、さっそく現地調査を行わせていただきました。コンクリートを主原料とするALCは耐火性や遮音性に優れていますが、弱点は水の影響を受けやすいことです。高性能な外壁材の劣化を放置してしまうと、想定よりも早く耐久性に限界が来てしまいますので、定期的に塗装などを行うようにしましょう。今回も調査でどのような劣化が発生しているのかを見ていき、必要な工事を検討していきます。
塗膜に異変が起きています
ALC外壁は前述した通りにコンクリートを主原料としているため、耐久性に非常に優れています。近年主流となっている窯業系サイディングに比べても非常に長持ちしますが、そのためには定期的な点検と必要なメンテナンスを欠かさないことが前提となります。点検を進めてみると、表面にひび割れが見受けられました。これはALCそのものが割れてしまったのではなく、その外壁材を保護している塗膜のひび割れです。位置としては継ぎ目の部分ですので、地震の揺れによる衝撃や経年劣化などが原因と考えられます。水に弱いALCにとっては、防水性を保つ塗膜の存在がとても重要です。塗膜が劣化して剥がれたり、ひび割れて隙間を作ってしまうと雨水の影響に無防備となってしまいますので、塗り替えを検討する必要があります。
ALC外壁自体のひび割れは要注意
さらに調査を続けると、複数個所でALC自体がひび割れてしまっている箇所もありました。塗膜による保護を失うと写真のようにひび割れてしまい、補修が必要な状況でした。隙間を塞ぐようにシーリングで補修を行っても、塗膜が劣化していては別の箇所で同じようにひび割れてしまうだけですので、やはり今後のことを考えると早めに外壁塗装を行う必要があります。ALC外壁は適切に塗り替えや補修を重ねていくと50年以上の耐用年数が見込めます。使用する塗料には外壁内部からの水蒸気を逃がすことができる透湿性の高い塗料がオススメです。外壁塗装の費用はお住いの面積にもよりますが、およそ657,800円~(税込)が目安となっておりますので、劣化や異変に気が付かれましたら無料点検をご活用ください。
私たち街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用とアルコール消毒を徹底しております。ご安心してお問い合わせいただければと思います。
記事内に記載されている金額は2023年01月11日時点での費用となります。
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