窯業系サイディングの劣化症状
まずは外壁の気になる部分です。お住いには近年かなり普及している窯業系サイディングが使用されておりました。窯業系サイディングでは表面を覆って保護している塗膜の劣化や、目地のコーキングの傷みに対策を取る必要があります。特にコーキングにはサイディングとの剥離による隙間が発生しており、こちらから雨水が浸入すると周囲のサイディングが影響を受け、強度が低下して亀裂や変形が始まる恐れがあります。また、サイディングはコーナー部分から傷みやすいこともあり、お客様邸では既にひび割れてしまっている様子が確認できました。どうやらこの症状に気が付いたことでメンテナンスをお考えになられたようです。外壁材自体がひび割れたりしてしまうと、塗装では回復させることができません。そうなる前に塗装工事を行うのがベストです。ひび割れの上から塗膜を塗り替えてもすぐに剥がれてしまいますので、既存の傷みは全て補修してからの塗装を行います。
笠木のコーキングにも定期的な補修が必要
続いてバルコニーの笠木について見ていきます。アルミ製であるため大きな破損などは見られませんが、重要なのは笠木の繋ぎ目に打たれているコーキングの状態です。こちらにもコーキングが笠木と剥離してしまっているため、外壁と同じく雨水が入り込みやすくなっております。真横から確認すると笠木の高さが違ったため、組み合わさる設計ではなく別々の笠木をぶつける形で施工されているようでしたので、浸入した雨水は内部の隙間を通って外壁に流れていってしまうことが予想されます。コーキングの打ち替えについては935円/㎡~となっておりますので、笠木や破風板などでも補修をご検討ください。外壁塗装の為の点検を行ったとしても、笠木のコーキング劣化をスルーしてしまう業者がいることもあります。そうならないためにも、お住いにとって最適な工事を行うためには相見積もりを取ることが非常にオススメです!私たち街の外壁塗装やさんでは無料でのお住い点検とお見積もり作成を行っており、新型コロナウイルス対策を徹底して調査にお伺いしております。どうぞお気軽にご相談ください!
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