中郡二宮町は、神奈川県の南部の中郡に属している町です。
南は相模湾に面し、海岸線と平行するように西湘バイパス・国道1号(東海道)・東海道本線が東西に横断しています。
北部は大磯丘陵(大磯地塊)とよばれるなだらかな丘陵地が東西に伸びており、この間を小田原厚木道路が通っています。町の中央部を葛川が、西部を中村川(河口付近では押切川)が流れています。
町の名前は、町内にある川勾神社が「相模国二之宮」と呼ばれることに由来しています。
1964年開通の太平洋横断海底ケーブルの、グアム~日本線の終端陸揚地として、二宮中継所が置かれました。
この海底ケーブル(電話換算で128回線分)の運用開始により、日米間の即時通話が可能になりました。
現在は光ファイバーケーブルに更新しています。
旧来のケーブルは1990年に運用を終了していますが、現在は東京大学地震研究所に譲渡されており、地震予知やプレートテクトニクスなどの研究に用いられています。