シーリングの劣化が外壁材のダメージに繋がります
お問い合わせのきっかけとしては、サイディングボードの目地に打たれたシーリングがかなりシワができており、防水面などがご不安になられたとのことです。確かに見てみると、全体的にシーリングが傷んでしまいシワや縦長の破断、穴あきも見受けられました。シーリングの劣化部分から雨水が染み込んでいくと、周囲の外壁材の強度に問題を発生させる恐れがあります。しばらく調査を進めてみますと、劣化したシーリングに挟まれた位置にひび割れが発生しているのを確認いたしました。シーリングには防水以外にも、建物の揺れによって発生する衝撃から外壁材を守る効果がありますので、定期的に打ち替え工事を行って状態を維持する必要があるのです。窓枠とぶつかり合う部分に打たれているシーリングからは雨漏りが発生する可能性もあります。
サイディングの反りには要注意です
前述したように、外壁材にとって水分の浸透はひび割れなどの症状を引き起こす原因となります。そのため表面は塗膜で覆い、雨水を弾いたり紫外線の影響を抑えているのです。ただ、シーリング同様に塗膜にも耐用年数があり、傷んでしまうと防水性などは低下してしまいます。今回の調査では下から見上げるとサイディングが浮いてしまっている部分がありましたが、こちらは塗膜が傷んだことで弾けなくなった雨水が浸透し、太陽光の影響も相まって外壁材が反ってしまっているものと思われました。塗膜の劣化サインとしては、手で触ってみて粉が付くチョーキング現象であったり、水分を好む苔や藻の繁殖などが挙げられます。劣化症状の発生を目安にして塗装工事を計画してみることが、外壁材を長く良好な状態に保つためには重要です。
以上の調査結果を写真と共にご報告し、外壁塗装とシーリング補修でのお見積もり作成を承りました。既にひび割れている箇所に関しては補修を行ってから塗り替えを行います。外壁塗装工事の参考的な費用としましては、657,800円~(税込)から承っております。
私たち街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウイルス対策としてオンラインでの工事打合せなども行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2022年12月07日時点での費用となります。
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