バルコニー下の亀裂を調査
調査を開始するとチョーキング現象などが確認できましたので、やはりサイディングを保護している塗膜の劣化が進んでいるようです。雨水の浸透や紫外線の影響を受けやすくなると強度が低下し、外壁材がひび割れる原因となってしまいますので注意が必要です。また、しばらくお住いを点検してみるとバルコニーの下に亀裂が入っていました。亀裂の近くにはシーリングが打たれておりますが、おそらく劣化して雨水がサイディングの内側に浸入しやすい環境になっていると思われます。シーリングは雨水を防いだり衝撃から建材を守る役目がありますが、傷んだまま放置をしてしまうと逆に外壁材が傷む原因となります。亀裂の入り方から見ても、シーリングから入り込んだ雨水がサイディングの強度を下げてしまっていることが伺えました。
傷んだシーリングの放置は危険です
その他の箇所でもシーリングが裂けていたり、外壁材と剥離して隙間が発生しています。周囲のサイディング材にもひび割れが発生していたりと、外壁を傷める原因になっているため、外壁塗装と併せてシーリング打ち替え工事が必要な状態であることをお客様にはご説明させていただきました。外壁塗膜の劣化は気が付きにくい場合もありますが、シーリングの剥離や破断は比較的発見しやすいため、定期的にチェックしてみることをお勧めいたします。新築時から一度もメンテナンスを行っていない場合には、シーリングの劣化と同時期に塗膜も耐用年数を迎えていることがほとんどですので、お住いの塗り替えを行う一つの目安となります。外壁塗装は税込657,800円~を参考的な価格として承っておりますので、ぜひご検討ください。
私たち街の外壁塗装やさんでは点検にお伺いする際のアルコール消毒やマスク着用など、引き続き新型コロナウイルス対策に努めておりますので、どうぞご安心してお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2022年12月21日時点での費用となります。
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