中野区東中野にて外壁塗装を検討されていた窯業系サイディングのお住い調査にお伺いしますと、塗装工事の前に補修をしておかなければならない傷みを複数発見いたしましたのでご紹介いたします。今回のお住いでは一階部分と2階部分で異なったサイディングを採用されておりました。外壁が汚れてきたから塗装をする、というだけではせっかく行った工事の効果が長続きできない場合もありますので、その理由についても解説いたします。
外壁塗装前に直しておくべき症状とは?
そもそも外壁塗装の目的としては、美観の維持以外にも『外壁材を塗膜で保護する』というものが存在しています。窯業系サイディングやモルタルなど、街中のお住いでよく見られる外壁材は雨水や紫外線の影響で傷みが早まらないように、表面を塗膜で覆うことによって劣化を防いでいるのです。そのため塗膜が経年劣化によって保護の役割を果たせなくなると、お住いの外壁に軽度のクラック(ひび割れ)などが発生するようになってしまうのです。大きなひび割れを放置したまま塗装をしてしまうと、せっかく塗り替えた塗膜がひび割れの箇所ではうまく定着できず、すぐに剥がれてしまう可能性が非常に高まってしまいます。また、目地に打たれているシーリングも防水目的や外壁材同士の緩衝として存在していますが、塗膜が劣化する頃には同時にメンテナンスが必要なほど傷んでいることがほとんどです。ひび割れて隙間が生まれていると雨水が浸入し、周囲のサイディングを傷めたり雨漏りを発生させる要因になるため注意が必要です。傷んだシーリングには打ち替え工事をご提案いたします。
笠木や幕板などにも要注意
調査を続けていると、ベランダ付近の外壁面に大きな亀裂が見つかりました。位置的には笠木との取り合いになっており、こちらも塗装前に必ず補修を行わなければなりません。笠木や幕板といった部分にも亀裂やシーリングの劣化が発生していた場合、そこから雨水が内側に回り込んでしまうことで周囲のサイディングが傷みやすくなることもございますので、塗装前にはお住い全体をしっかりと調査することが、塗装工事の効果を長持ちさせるためには重要なことなのです。外壁塗装は、例えばラジカル制御型塗料で塗り替えを行った場合には690,800円(税込)~が参考料金など、使用する塗料によってもお値段が変わってきます。まずは外壁塗装に掛かる費用を知りたいという時には、無料でお見積もりの作成まで可能な点検をご活用ください。
私たち街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウイルス対策としてZoom等のオンラインツールを利用した工事前打ち合わせにも対応いたしておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2023年02月21日時点での費用となります。
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